善玉・悪玉の木版絵(ぜんだま・あくだま)
江戸後期、市中にあった芝居小屋はおとりつぶしとなり、浅草猿若町の三店だけがお許しとなりました。このうちのひとつ中村座で天保三年に初演されたのが弥生の花浅草祭(通称 三社祭・善玉悪玉)です。三社祭の行列に出る檜前浜成(ひのくまはまなり)・竹成(たけなり)兄弟(628年隅田川付近で浅草寺のご本尊を網得した二人の漁師)の山車人形を舞踊化したもので、現在でも人気の演目として踊りつづけられています。